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沖縄の海はどこまでも澄んでいました


by jazzman24
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魂と自我と自由意志

今日まで書いてきたブログを整理してまとめました。
今月中には「恋愛法則」として一連の文章にします。



(1)魂と自我と自由意志

人には「自我」と「魂」と、それをコントロールする「自由意志」が備わっています。

「自我」とは、あなたが誕生した日から、人として生きて行く為に、他人から心にプログラムされた知識です。
親の躾、友だち、学校、テレビ、本、etc.・・・
これを「心」とも言います。

「魂」は、あなたの本質です。
「魂」の事を「宇宙意識」「大いなる者」「ハイヤーセルフ」「神」「完全なる者」etc・・・色々な呼び方が有りますが、私は「魂」と言っています。

そしてあなたの人生の進路をコントロールするハンドルの役割「自由意志」が存在します。
あなたが幸せに成るのも不幸に成るのも、あなたの「自由意志」次第というわけです。

(例え話)
最近の自動車には〈バック・センサー〉という装置が有ります。
バックする時、車の後ろに障害物が有ると警報音で知らせてくれます。
警報音が鳴ったらドライバーはとりあえず停車させます。

指を手の甲に向けて曲げると、どこかで痛みを感じますが、それは
「それ以上曲げると折れてしまうよ」
と言う事を痛みで知らせているのです。
だから指を元に戻せば痛みは直ちに止まります。
もし指を戻す代わりにそこに痛み止めの注射を打ったらどうなるでしょうか?
当然、痛みは無くなりますが、いつ折れるか分からなくなってしまいますね。だから 痛み止めを使う事はとても危険です。

「魂」はあなたの肉体を利用して、ある事を体験したいのです。
それを体験出来た時、「魂」は満足して喜び、そして輝きます。
「魂」があなたの肉体に宿った理由は「体験」するためだからです。
「魂」の望まない生き方をあなたが始めようとすると「魂」はあなたに胸の痛みで知らせます。
と言う事は、痛みを感じるのは不幸ではなく、あなたが「魂」の望まない生き方をしようとした為で、それの正反対の生き方が「魂の望み」と言う事です。あなたに備わっている「自由意志」を使って正反対に生きれば良いだけの話なのです。

「魂の望みで生きる」と言う事はとても勇気がいります。
今までのあなたは「自我」で生きて来たので、いきなり「魂」で生きようとするとたちまち「自我」が抵抗を始めます。
「そんな事をしたら笑われる」
「常識はずれだ」
「暮らして行けない」
「親に、世間に、近所に、友人に、上司に、・・・」
「自我」が頭の中で大騒ぎを始めます。
それと同時に「魂」が胸の痛みで
「違うよ! 違うよ!」
とシグナルを出します。

大抵の場合、胸の痛みを取り違えてしまうのです。
生き方を変えようと思うと胸が苦しくなってしまうので、
「どうせ私には無理なんだ。そんな事を考えた私が未熟だったのだ」
と思うのです。
すると「自我」は満足して、頭の中の大騒ぎを鎮めます。
しかしあなたの「魂」のシグナルは鳴ったままなので何故か違和感を感じます。
あなたはその違和感に「痛み止め」を使ってしまいます。
お酒、愚痴、趣味、スポーツ、音楽、映画、テレビドラマ、ゲーム、或は他人のせい、教育不足、「どうせ私なんか病」、・・・

一時的に「痛み止め」の効果で日常の生活に戻れますが、「魂」のシグナルが消えた訳ではないので、暫くすると又あの時と同じ状況になり、同じように悩むのです。

不幸を回避するバックセンサーに気が付けば、幸せになります。
「自由意志」で楽な方を選べば、あなたは必ず幸福になります。

喜多見 梁右
by jazzman24 | 2004-12-04 17:41 | 恋愛法則